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 保全仮登記
平成16年度午後問14問目を参考にして作った問題です。



保全仮登記に関するの記述のうち、正しいものはどれか。

(1)地上権設定の登記請求権を保全するための処分禁止の仮処分の登記がされた場合には、仮処分債権者は、保全仮登記に基づく本登記と同時に申請することにより、単独で保全仮登記より後順位の地上権に設定された抵当権を抹消することが出来るが、当該地上権を抹消すること無く抵当権のみを抹消することは出来ない。

(2)地上権設定の登記請求権を保全するための処分禁止の仮処分の登記がされた場合には、仮処分債権者は、保全仮登記に基づく本登記と同時に申請することにより、単独で保全仮登記より後順位の地上権を抹消することが出来る。また地上権抹消登記を申請することにより、当該地上権に設定されていた抵当権は、当然に登記官の職権で抹消される。

(3)地上権設定の登記請求権を保全するための処分禁止の仮処分の登記がされた場合には、仮処分債権者は、保全仮登記に基づく本登記と同時に申請することにより、単独で保全仮登記より後順位の地上権を抹消することが出来る。その場合、処分禁止の登記は裁判所書記官の嘱託により抹消される。

(4)地上権設定の登記請求権を保全するための処分禁止の仮処分の登記がされた場合には、仮処分債権者は、保全仮登記に基づく本登記と同時に申請することにより、単独で保全仮登記より後順位の質権を抹消することが出来る。その場合、処分禁止の登記は登記官の職権により抹消される。

(5)保全仮登記に錯誤がある場合、仮処分債権者と仮処分債務者が共同して、保全仮登記の更正登記を申請することが出来る。
正解は1が正しいです。長文の問題を読んでいただきありがとうございますm(_ _)m

1 保全仮登記に基づく地上権設定登記を後順位の地上権の抹消をせずに行うと、地上権が一つの土地に二つ存在することになる。よって既にされている登記の目的である権利(地上権)と矛盾することになるため、保全仮登記に基づく地上権の本登記は「申請の却下事由(不動産登記令20条⑦)」に該当する。
そのため後順位地上権は必要的に抹消しなければならない。
したがって、地上権を抹消せずに抵当権のみを抹消することは出来ない。
2 そのような規定は無く、抵当権も申請により抹消する
3 登記官の職権による
4 質権の抹消は出来ない。本登記された地上権に対抗できなくなるだけである。
5 当該更正の登記は裁判所書記官の嘱託による

16年の仮処分の問題を二日連続して間違ったのでリベンジのつもりで作った問題です。もうちょっとスマートな問題にしないと美しくないですよね。もう少し綺麗に作らないと・・・。
2005/11/03 14:14| 不動産登記法
コメント
保全仮登記へのコメント
1.理由がちがうでしょう。
1番賃借権仮登記
2番賃借権仮登記
2番付記1号質権設定

2番全部を抹消しないで、1番の本登記はできるが、2番付記1号だけの抹消はできない。
2番に関する権利の全部を抹消するかしないかしかできない。
2005/11/21(月) 19:05:03 | URL | みうら #-[ 編集]
大感謝です
コメントありがとうございます。

しかし自分で問題を作っておきながら、みうらさんのコメントについていないので、悔しいのですが、ついていける範囲内で・・・

とりあえず
1番は賃借権設定保全仮登記に訂正していただいたものとして(保全仮登記の問題なので・・・)、上の条件で考えてみましたが・・・

前提条件として、2番賃借権仮登記を仮処分債権者は単独で抹消できるのか?という点で、残念ながらいきなりフリーズしてしまいました。

仮処分債権者が単独で抹消できる権利は「仮処分に遅れる所有権以外の不動産の使用若しくは収益をする権利またはその権利を目的とする権利(不登法113条)」なので、賃借権の登記が抹消できる以上、賃借権仮登記も抹消できないとおかしいと思うので、先例や教科書で確認できないのですが(教科書に書いてあったとしたら私の調査能力の不足です。ごめんなさい)、抹消できると記憶します。

次に、みうらさんの例だとやはり難しくてついていけないので、(申し訳ないのですが)

1番賃借権設定保全仮登記
2番賃借権設定
2番付記1号質権設定(質権ではなく、抵当権にしたかったのですが、賃借権に抵当権設定は無理ですね。途中で気がつきました(汗))

に変更して考えてみると、2番賃借権設定登記は抹消することができるとする先例があるので、このケースだと2番賃借権が抹消できます。また賃借権の登記は、地上権と異なり2個存在しても良いので、抹消しなくても良いと思います。
で、この条件で2番付記1号だけの抹消が出来ないとなると、私の理由付けの仕方は明らかに誤りですね。

なんとか私の理由付けの仕方が誤っていることは理解できました。

そうすると問題の正誤自体は正しい(はずな)ので、理由だけを訂正したいと思うのですが、どう訂正すれば良いのでしょうか?

なぜ付記登記だけを抹消できないのか?この理由はどう説明すれば判りやすいのでしょうか?自分で問題を作っていながらで申し訳ないのですが、お時間があるときにでも教えていただけると幸いですm(_ _)m




なお、このコメントを書くのに一時間(汗)
ただ色々と不登法を勉強し直せたので、価値はとても大きかったです。ありがとうございました。
2005/11/22(火) 01:06:54 | URL | ふみ #-[ 編集]
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